偽装認知容疑、中国人3人逮捕 日本人の子と届出 司令官 (2009-02-14 19:24 阅读人次:1385) |
「偽装認知」容疑、中国人3人逮捕 日本人の子と届出
2009年2月13日11時54分
日本人男性が子を認知したとする虚偽の認知届を実際の中国人父母らが提出したなどとして、警視庁は、いずれも中国籍で、東京都豊島区池袋、無職S(28)、W(29)の両容疑者と、足立区西新井本町、ブローカーG容疑者(34)の3人を電磁的公正証書原本不実記録·同供用などの疑いで逮捕した、と13日発表した。同庁は外国人の父母による「偽装認知」事件の摘発は珍しいとしている。
組織犯罪対策1課と池袋署によると、3人は、実際にはS容疑者とW容疑者の間にできた女児を、川崎市内の日本人男性(56)とW容疑者との間の子だと偽り、女児が生まれる前の昨年1月22日、男性の署名などを偽造した胎児認知届を東京都東久留米市役所に提出し、女児の誕生後の同年2月8日、出生届を同市役所に提出した疑いがある。中国人父母と日本人男性の間に面識はなかったという。
G容疑者は、男性と中国人女性との偽装結婚を仲介。男性の名前を使って届け出書類を勝手に作成し、W容疑者と一緒に市役所に提出したという。同課によると、胎児認知は、父親の厳格な本人確認を行っている役所もあるが、法的には代理人らが届けても受理される。胎児認知届と出生届が提出された当時、男性は服役中で、逮捕後に同庁が行ったDNA鑑定でも「父親ではない」との結果が出た。
S、W両容疑者は「子どもの身分がどうなるのか不安だったので、約80万円を払ってG容疑者に偽装認知を依頼した」「子どもに日本の教育を受けさせたかった」などと供述しているという。
国籍法は今年1月に改正され、虚偽の認知届に対する罰則規定が設けられた。
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