軍事費、中国3位に 老三 (2008-06-10 14:15 阅读人次:1584) |
『中日新聞』2008年6月10日 朝刊
【ロンドン=星浩】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が9日発表した2008年版年鑑によると、世界の07年の軍事費総額は前年比6%増の推定1兆3390億ドル(約140兆円)になった。全世界で1人当たり202ドルもの出費となる計算だ。
1位の米国が総額の45%を占めており、5470億ドルと突出している。01年に比べ59%も増加。イラクやアフガニスタンでの軍事作戦が主因で、第2次世界大戦後、最大に膨れ上がった。
中国は583億ドルで、フランスを抜き3位に。2位の英国に迫り、世界の総額の5%を占めている。日本は5位で4%。
中国企業を除く武器メーカー世界上位100社の売り上げは、06年は前年比実質5%の伸びを示して3150億ドルになった。上位10社のうち6社をボーイングなど米国企業が占めた。
06年の国別輸出額でも、全世界の推定総額456億ドルのうち米国が3割の140億ドル。2位はロシアの65億ドルで、フランス、英国、イスラエルが続く。03-07年の通常兵器輸入では、中国が12%を占め首位。インド、アラブ首長国連邦、ギリシャ、韓国が上位5カ国に入った。
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