友人看东洋镜的评论后的感想 贱人 (2008-04-29 08:57 阅读人次:4452) |
Rさん
こんにちは。
東洋鏡にぼくのメールが掲載されたことについて、いま一緒に仕事をしている編集者と話しました。
それを見た彼の疑問はこういうものでした。
あの中国の留学生たちはいったい何を考えながら、何のために紅い旗を振り回していたのか?
確かに、そういう疑問を多くの日本人は持ったようです。
さらに、こんなことを彼は口にしました。
長野に行った留学生と行かなかった留学生には、どんな違いがあるのだろうか。
やはり長野に行った学生は共産党員であることが多いのか。
彼らはまさに「現代の紅衛兵」になってしまったわけですが、それは彼らにとって何かメリットがあるのでしょうか。
全国でみれば、行かなかった留学生の数のほうが圧倒的に多いと思うのですが、彼らはなぜ行かなかったのでしょうか。あのとき、何を考えていたのだろうか。
どう思われますか?
こんな話もしました。
海外で暮らす中国人は春節のような中国の伝統行事を味わうこともない。今回の聖火リレーは、彼らにとってお祭りのようなイベントだったのだろう。
その気持ちは理解できないわけではない。
いつもバラバラな中国人が、長野では団結できた。その意義を多くの中国人が現地で語っていましたから。
もっとも、一部の中国メディアがいうように、こうしたことが「中国の民主化のステップだ」などという主張には賛同できませんけど(なぜ中国メディアはそのような奇妙なことばかり言うのでしょう。海外から民主化せよと言われてるから無理して言っている? 中国メディアの主張が海外にほとんど伝わらないのは、主張がいつも現実とズレているからでしょうね)。
それからこんなことも。
みんなオリンピックなんて初めての経験で、自分たちのことで精一杯で、長野の人の気持ちなど考える余裕がなかったのだろう。いつも相手の気持ちを考えて行動している日本人にとっては、地元の人の気持ちを考えていなかったとしたら、ちょっと驚きです。そうか、そんなことも考えない人たちがいるのかと。
東洋鏡に「長野ごめんなさい」というべきだった、と書いている人がいました。実際、こういう気持ちを持っている中国人は日本にどのくらいいるのでしょうか。
本当を言えば、中国大使館がそれに気づいて、長野市に謝罪でもすれば、日中友好にとっていちばんいいことなのでしょうが、きっとそんな風にはならないのでしょうね。
まあ日本人の多くは、別にいまさら謝ってほしいとは言わないと思います。不愉快な出来事だったけど、いやなことはすぐ忘れるのが日本人ですから。
ただ留学生の皆さんは「紅衛兵」の姿を全国に知られてしまったわけです。一般の日本人から見れば、それはとても異様な光景でしたから、今後その皆さんの留学生活が大変かもしれません(さまざまな誤解や偏見にさらされたりしなければいいけど)。
今後のことがどうなるのか、ちょっと心配です。
M
もしRさんが賛同するなら、このメールも東洋鏡に掲載していただいてもかまいません。
長野から帰ってきたばかりのときは、少しぼくも興奮していたようです。1日たって、仕事仲間と今回の件を冷静に話し、考えてみると、また違った感想や考えが出てきます。
そんなことを皆さんに伝えてみたい気がしたのです。
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