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在日中国人对移住者的悩み

夏雨 (发表日期:2024-12-18 12:06:44 阅读人次:876 回复数:0)

  在日中国人が中国人移住者の言葉に大激怒…日本に長期間住む中国人の「意外な悩み」

  
12/18(水) 9:04配信

  


  
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現代ビジネス

  
在日中国人と中国人の間にある価値観の溝

  
Photo by iStock

  
日本に投資したり、移住したりする中国人が増えている。彼らが頼りにしているのは、言葉が通じる在日中国人だ。在日中国人の中には、莫大な資産を持つ彼らから声を掛けられ、一緒に事業を行ったり、彼らの日本移住のためのサポートをしたりする人が少なからずいる。

  
【写真】実はいま中国に帰国する「在日中国人」が増えている

  
中国から来た人のおかげで、仕事が増えたと喜ぶ人もいるが、その一方、「中国流のやり方」に馴染めず、苦悩することがある。日本に長く住む在日中国人は、ある程度日本ナイズされており、中国流のやり方や考え方に戸惑ってしまうからだ。

  
東京の山手線の沿線に事務所を持ち、コンサルタント業を行なっている陳さん(仮名)もそのひとり。陳さんは日本在住歴20年以上。日本語も堪能で、長年、日本と中国の橋渡し的なビジネスを行ってきたが、コロナ禍が明けて以降は、富裕層の中国人経営者が日本に投資するのを手伝うようになった。陳さんは当初それを喜んでいたが、それもつかの間、悩んだり、考え込んだりすることが増えた。陳さんは次のように打ち明ける。

  
「上海からやってきた投資家が私の事務所にやって来たときのことです。その投資家は、私の狭いワンルームの事務所に足を踏み入れるなり、『えっ、ここが陳さんの事務所なの?陳さん、そんなにお金ないの?こんなボロいところで……』と言ったのです。

  
私は外回りの仕事も多いですし、パートタイムの事務員がたまに来るくらいで、事務所はほとんど使いません。便宜上、事務所を借りているだけなのですが、その投資家はそういうひどい言葉を私に浴びせたのです。それだけではなく、『自分と仕事をするなら、もっといいところに事務所を構えてよ。恥ずかしいから』とまで言ったのです」

  
陳さんは悔しさで胸がいっぱいになったそうだが、その人との仕事は失いたくないこと、その事務所があるビルが老朽化していたこともあって、思い切ってオフィス街にある新しいビルに移転したそうだ。

  
陳さんは言う。

  
「中国では見た目にこだわり、見栄を張る人、メンツを気にする人が多いです。もともとそういう気質がありますが、成金の経営者はとくにそうです。事務所の立地や広さ、乗っている自動車のブランドなどで人を判断することが多いですが、私とその人はあくまでもビジネスパートナーというだけなのに、ここまで失礼なことを言われるとは思いませんでした」

  


  
日本でも中国の常識で押し通そうとする

  
Photo by iStock

  
この話を聞いた数日後、在日中国人の王さん(仮名)に会った。王さんも中国から来た経営者と一緒にビジネスをしていると以前話していたので、同様の経験があるかと聞いてみたところ、王さんも大きくうなずき、こう言った。

  
「あるある、ですね。私も彼らの仕事を手伝っているのですが、今の中国では、とにかく、お金を持っている人が偉いという感覚です。お金を払えば何でも言う通りになるという間違った考え方を持っていて、威張った態度の人が多いと思います。私もある日突然、成田空港まで迎えに来て、と言われたのですが、きっぱりと断りました。

  
そういうことは仕事の範囲ではないですし、ついでにあれもやって、これもやって、というのは違うと思います。中国では通用するかもしれませんが、ここは日本。お金さえ払えば、こちらが何でもサポートしてくれるという考えに、少し腹が立ちました。

  
でも、その考えを彼らに説明したり、日本ではこうなんだよ、と言ったところで通じません。なぜなら、彼らは中国の常識しか知らない、井の中の蛙だから。彼らは海外旅行には何度も行っていますが、海外でも中国語で押し通すし、お金を払えば、最高の待遇が受けられます。ホテルやレストランでもそうです。その国のマナーやルール、考え方を理解しようとは思わない。ですから、自分たちが間違っているとは思っていません。

  
日本でもお金があれば、いい待遇は受けられますが、対等な関係の仕事相手に、あからさまに偉そうな態度を取る日本人はあまりいないのではないでしょうか。むしろ、日本では、偉い人のほうが、腰が低く、丁寧だなと思います。私は長年日本に住んで、そういう日本人のいいところを学びました。

  
彼らは、日本人に対しては、言葉の壁があることと、遠慮があるので、頭ごなしに偉そうなことは言わないと思いますが、私たちは同じ中国人同士ですから、遠慮なしです。ですので、中国から来た人との間に軋轢が生じることもありますね」

  
王さんと私が会ったのは都内の小さなカフェだったが、中国から来た投資家は、打ち合わせの場所もホテルのラウンジを指定したり、食事する場所もミシュランの星つきレストランに行きたいと言ったりするなど、とにかく要求が多いそうだ。

  
王さんの仕事相手は、キャッシュレス化が進んでいないこと、デリバリー文化が発達していないことなどを理由に「日本は遅れているな」と文句を言ったそうだが、その一方で、来日した安堵感からか、中国の景気の悪化などを嘆き、「日本に住みたい」などと話したそうだ。

  
中国の景気の悪化により、日本に投資の矛先を向けている中国人経営者は多い。今後、日本に「潤」(ルン=移住)してくる中国人はますます増えるだろう。だが、彼らの中には、日本の常識を理解しようとするどころか、中国の論理をそのまま日本に持ち込もうとしている人がいる。

  
その受け皿となっているのが在日中国人だ。私は陳さんや王さんとの会話から、彼らが中国と日本の板挟みとなっているということを、改めて痛感させられた。

  
中島 恵(ジャーナリスト)

  


  




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