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“日中韓連合”で2455万の人口、いただいたらどう?

地球村公 (发表日期:2013-02-10 13:51:13 阅读人次:1070 回复数:0)

   北朝鮮の現在の人口は約2455万人(ちなみに韓国は約5千万人、中国は13億人、日本は1億3千万人)である。いま、日中韓にとって北朝鮮は「頭痛の種」となっている。まあ、「やんちゃ坊主」のようなものだ。

  
そこで我々公所は、ある「抜本的解決策」を提案しよう。

  
第二次世界大戦末期からずっと朝鮮半島を二分してきた38度線。その線、つまり国境を挟んで、今も韓国と北朝鮮の「辺境軍」は睨み合いを続けている。もちろん、もともと38度線など存在しない。これは米ソの対立が生んだ、極めて人工的な「線引き」に過ぎないが、同じ朝鮮民族が二つに引き裂かれ、今も対立を続けている。

  
こんなバカげた「睨み合い」をいつまで続けるつもりなのだろうか。

  
しかし、この問題は最早韓国と北朝鮮だけの問題ではない。隣国である中国、そして日本を含めた東アジア全体の問題であり、特に”日中韓”が連携して取り組まなければ解決はないだろう。

  
解決する道はあるのか? 答えは「ある」だ。全然あり。

  
では、公所の意見を述べよう。

  
まずは、韓国の辺境軍は「国境」から南へ100キロ以上「引く」。

  
次に中朝国境付近にいる中国の辺境軍は「国境」から大陸内陸方面に300~500キロ(中国はデカいからこのぐらいは必要でしょ)「引く」。つまり、韓国·中国両辺境軍は北朝鮮との「国境」付近から離れろ、ということ。

  
こうすればどうなるか?

  
これまで神経を尖らせ、常に死の恐怖と向き合って緊張して国境警備にあたっていた北朝鮮の辺境軍の兵士たちが、そこに銃を構えて待機している意味がなくなってしまう。だって、そうでしょ。韓国の兵士も、中国の兵士も遠くへ離れて行っちゃったんだから。

  
「あれ、俺たちどうすればいいの?」

  
北朝鮮兵士たちはやることがなくなり、次第に疑問に思うだろう。

  
そして、こう思うはずだ。

  
「もう、誰からも撃たれる心配ないじゃん。殺される心配もないじゃん。”国境”を守る必要、本当にある?」と。

  
こうなれば、もう、兵士たちの心は「開放状態」だ。人間誰しも、命の危険がなくなれば、おいしいものを食べたくなるし、いい女を抱きたくなる。オシャレもしたくなる。とにかく平和に遊びたくなる。気持ちいいことがしたくなる。

  
なるしかない。自然とそうなる。

  
兵士は軍服を脱ぎ去り、私服に着替え、最早持っていても重いだけの銃を手放し、自由気ままに四方八方、東南西北、古今東西に逃げていくはずだ。自由を求め、平和を求め、楽園を求め、そして快楽を求め。

  
これが公所の提案する「北朝鮮解放」の第1段階。一発の銃声を聞くことなしに、一滴の血を流すこともなしに、38度線付近は自然と「非武装地帯」と化する。自然とそうなる。なるしかない。

  


  
そして第二段階へと向かう。

  
武装解除されるということは、38度線が事実上消滅するということだ。

  
38度線とは韓国と北朝鮮を二分する「国境」のことでもある。

  
つまり、朝鮮半島から「国境」が消滅する。

  
するとどうなるか?

  
これまで食糧難で苦しみ、独裁政権下、自由を奪われてきた北朝鮮国民も一斉に豊かな韓国側、中国側に向けて移動をはじめるだろう。しかも、国民を威圧する「兵士」たちは軍服を脱いで、あちこちに逃げてしまった。もう恐れるものはない。韓国軍に撃たれる心配もなければ、中国軍に捕まる心配もいらない。

  
こうして北朝鮮という国家は事実上「解体」することになる。これまでトップに君臨してきた金一族だって、軍隊も国民もいなくなってしまえば生きていけないでしょ?

  
さらに第3段階。

  
北朝鮮の国民が流出し、韓国や中国に流入したら(一部は日本へ渡航するかもしれない)、これまでの「北朝鮮国土」は「空」、つまり「無統治地帯」になる。これを韓国と中国、そして日本が連合となって、共同開発をすればいい。別に北朝鮮に侵略して奪った土地じゃない。自然と「空」になった土地なのだから、近隣の国で平和に開発·管理することが望ましい。こうなると、最早、「日中韓連合」という言葉は相応しくない。「空話」となってしまう。かつての北朝鮮国民も交えた「日中朝連合」、つまり昔の日本の言葉でいうところの「大東亜」、我々地球村公所が言い換えるならば「ニュー東亜連合」とでも呼ぶのがふさわしい新しい連合体が東アジアに誕生する。

  
北朝鮮から流出した国民たちは主に隣り合わせの中国と韓国が支援する。

  
そして日本と中国と韓国(+北朝鮮)が力を合わせ、「旧北朝鮮国土」を共同開発する。そうすれば、国から流出した「旧北朝鮮国民」たちの雇用も生まれるし、日本にとっても中国にとっても韓国+北朝鮮にとってもプラスになる。いや、プラスにしかならない。「旧北朝鮮国土」の共同開発によって生まれた富は、「ニュー東亜」全体を豊かにする。そうなるしかない。

  
さらに、これは4年前に著書『錆びた鍵』の中でも、ブログ『北京から来たサムライ』の中でも既に提唱してきたことだが、日本と朝鮮半島をトンネルでつなげば、いよいよ日中朝は「一体化」する。EUよりもずっと強固な連合体が生まれるのだ。北米圏よりも全然強い「絆」で結ばれた連合体になるだろう。

  
どうですか? ただ「辺境軍」が「退く」ことで、こんなに素晴らしい未来が実現するんですよ。簡単だろ?

  
ここまでは我々公所に縁の深い「日中朝」を例に話をしてきたけど、実はこの話、東アジアだけに通用する話じゃないのだ。よく考えてみて。このやり方は「世界共通」であると、我々は強く言いたい。

  
世界中には「国境」を挟んで睨み合いをしている国はたくさんある。

  
兵士にとって「国境」を守るという意識と「国」を守るという意識はだいぶ違う。ここに気付いてほしい。

  
国境で相手国の兵士と常に銃口を向け合っている兵士たちは、毎日すさまじい緊張と恐怖のなかで息をしているだろう。そういう緊張下では、ちょっとした間違い、たとえば、うっかりライトで相手の辺境軍に光を当ててしまったとか、そんな些細なことがきっかけとなり、銃撃戦がはじまったりする。戦争のきっかけというものは、だいたいそんな現場の些細な間違い、誤解から生まれるものだ。恐怖に駆られた兵士は、1発の銃声を聞いただけでパニックとなり、一斉射撃をはじめ、小競り合いから次第にエスカレート、いよいよ国同士の戦争に発展していく。

  


  
これは「国境を守る」という概念があるからでしょ。

  
我々地球村公所はそこを「逆」に考える。

  
国境を守るから、敵意を生む。

  
国境を守るから、銃口を向ける。

  
国境を守るから、恐怖に襲われる。

  
国境を守るから、間違いが起こる。

  
国境を守るから、戦争が勃発する。

  
そうならば、国境を守らなければいい。

  
互いに国境から離れればいい。

  
離れれば、間違いが起こる可能性も小さくなる。

  
国境地帯は自然と非武装地帯となる。

  
兵士の役割が不要になる·······あとは上に書いた「日中朝」の話と同じですね。

  
地球上の皆さん、思い出してほしい。

  
1990年のドイツでの出来事を·····

  
ベルリンの壁が壊され、東西ドイツが悲願の統一を果たした日のことを。

  
統一される前、世界各国はみんな心配したろ? すごく複雑な気持ちがしただろ?

  
現在の「朝鮮半島統一問題」も同じだ。

  
「6ヶ国協議」、要は米露中日韓、そして北朝鮮による協議だが、これまでいったいどんな成果をあげました?

  
何もないでしょ?

  
みんな、目先の小さな利益、自国の利益だけを考えて動いている。38度線の「政治的利用」だ。

  
中国も、日本も、アメリカも、ロシアも。目先の利益だけを追い求めた結果、いっこうに朝鮮半島に和平は訪れない。大きな目で見れば、みんなの損なのに。だから、6カ国協議は失敗なんだよ!

  
最後に、我々公所は、言いたい。

  
ここまでは、あくまでも「前の段階」ということである。

  
何の「前」なのか。

  
地球村公所の最終目的は、地球上から「国境」をなくすことだ。

  
「国境」をなくすとは、つまり「国」をなくすことだ。

  
「国」をなくすということは、つまり「地球が一体化」することだ。

  
そのための第一歩が「辺境軍の撤退」なのである。

  
最初に中国辺境軍は300~500キロ退け、と我々は進言した。

  
それでも実は大した距離じゃないよ。じゃあ、これが800キロ、1000キロだったら?

  
想像して? 国と国を超えた話になるでしょ。つまり、国境とか海域とか空域とか、関係ないでしょ。

  
要は世界が一つってことでしょ。

  
どうですか?

  
これ以上、平和な方法、ほかにありますか。

  
難しい?

  
いや、全然難しくない。

  
だって、地球上の問題でしょ。地球から離れてないでしょ。

  
だから簡単だ。

  
ねえ、地球の問題は我々地球村公所に任せてくれよ。

  
誰か、反論できる?

  
できるわけないだろ。

  
できたら変だよね。

  
我々公所は、今はまだ「反社会」に見えるかもしれないけど、本当は、今の社会が「反」なんじゃないの。

  
そしたら我々地球村公所が「反の反」、つまり「正義」になるんだけどなあ····




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